ハードウェアウォレットおすすめと比較!ハッキングから仮想通貨を守る最強セキュリティ【2024年最新】
- ハードウェアウォレットはどれがおすすめ?
- ハードウェアウォレットって必要?
このように思っている方も多いのではないでしょうか?
仮想通貨をハッキングから守るためにセキュリティ面を高めたい方であれば、一度は考えたであろうハードウェアウォレット。しかし、導入するにも値段が高く、なかなか踏み出せない方も多いかもしれません。
今回は、そんなハードウェアウォレットを利用する前に知っておくべき注意点などしっかり予習しつつ、おすすめのものを厳選してご紹介します。
是非参考にしてください。
※現在、メタマスクやウォレットアプリで管理するのではなくメールアドレスのみでウォレットを作成できるようになりました。より便利に利用できるようになっています。メールアドレスでウォレットを作成したい場合は以下から簡単に作成できます。
ハードウェアウォレットとは?どういう仕組み?
ハードウェアウォレットは、主にビットコインやその他のデジタル通貨を物理的なデバイスで管理するためのものです。これらのデバイスは、通貨をハッキングやオンライン上での盗難から守るために、秘密鍵(資産にアクセスするためのキー)をオフラインで安全に保管します。この状態をコールドウォレットと言います。
※ハードウェアウォレットは秘密鍵を保管しているウォレットであり、ビットコインなど仮想通貨そのものが入っているわけではありません。
一番有名な仮想通貨ウォレット「メタマスク(MetaMask)」はハードウェアウォレットおよびコールドウォレットとは真逆で、オンラインで扱うブラウザ拡張機能もしくはスマホアプリのウォレットです。メタマスクの秘密鍵はパソコンやスマホ内に保存されているため、ハッキングなど何らかの形で侵入された場合、全ての仮想通貨が盗まれる可能性があります。ハードウェアウォレットに保存している場合は、このようなリスクを減らすことができます。
ハードウェアウォレットの使い方!壊れたらどうする?
ハードウェアウォレットは、設定する際に秘密鍵を生成します。これは非常に重要な情報であり、絶対に他人に知られてはならないものです。秘密鍵を忘れてしまった場合、ハードウェアウォレットが壊れた時などデジタル資産にアクセスできなくなる可能性があります。秘密鍵を復元・生成できるリカバリーフレーズ(シードフレーズ)を必ず誰にも見せずに保管しておきましょう。
ハードウェアウォレットは特定のソフトウェアと連携して機能する場合が多いです。たとえば、LedgerはLedger Liveという専用のソフトウェアと、TrezorはTrezor Suiteというソフトウェアを使用します。これらのソフトウェアを通じて、トランザクションや署名を確認し、ハードウェアウォレットで実行することで、セキュリティを確保しつつ取引を行うことができます。
また、各ハードウェアウォレットの製造元は、その使い方を詳しく説明したマニュアルを提供していますので、不安がある場合はそれらを参照すると良いでしょう。
メタマスクと接続する方法
ブラウザ拡張機能のメタマスクはハードウェアウォレットと接続することが可能です。
メタマスクの上部アカウントを選択して「Hardware Wallet」から
- Ledger
- Trezor
- Lattice
- QR-Based(Keystone、AirGrap、CoolWallet、D’Centなど)
から選択できます。
ハードウェアウォレットを購入する前に知っておくべき注意点
実際にハードウェアウォレットの購入を検討している方へ、その選定前に必ず理解しておくべき重要なポイントについて詳しく説明します。この情報を活用して、安全で信頼性の高いハードウェアウォレットの選択を行い、資産をしっかりと守るための判断材料にしてください。
偽物製品の存在に注意
世界的で仮想通貨の使用が増加する中で、その保存手段であるハードウェアウォレットに関しても、偽物製品が出回るケースが増えてきています。一見、正規品と変わらない見た目を持つこれらの偽物は、購入者の大切な資産を危険にさらします。偽物のウォレットを使ってしまうと、仮想通貨が盗まれるリスクがあるのです。
製品の正規性を確認するためには、購入先の選定が非常に重要です。信頼できるオンラインショップや公式サイト、正規代理店からのみ購入するようにしましょう。中古品や安い価格で販売されている製品には特に注意が必要です。
対応する仮想通貨を確認
すべてのハードウェアウォレットが全ての仮想通貨に対応しているわけではありません。特定の仮想通貨を保管するためにウォレットを購入する際は、そのウォレットが該当の仮想通貨をサポートしているかを事前に確認することが必要です。
対応デバイスとそのバージョンを確認
ハードウェアウォレットはパソコンやスマホと接続して使用することが一般的です。そのため、自身が使用しているデバイスとそのオペレーティングシステムがウォレットに対応しているか確認が必要です。
ハードウェアウォレットは通常、Windows、MacOS、Linuxの主要なパソコンのオペレーティングシステムに対応しています。しかし、それぞれのウォレットによっては対応していないOSや古いバージョンのOSに対応していない場合があります。同様に、スマホアプリなどを介してウォレットを操作する場合、iPhone、iOSやAndroidのバージョンによっては対応していない可能性があります。
特に古いデバイスやOSを使用している場合、または特殊なOSを使用している場合は、ウォレットの対応状況を事前に確認しましょう。
これらの注意点を頭に入れ、購入の判断を行っていくことで、仮想通貨の資産を安全に保管することができます。ハードウェアウォレット選びに時間をかけ、自身のニーズに最適なウォレットを選択することが、長期的な資産保護につながります。
おすすめハードウェアウォレット5選
ここからは実際におすすめのハードウェアウォレットを一つ一つご紹介します。
※対応通貨はアップデートされる可能性があります。それぞれの公式HPからご確認ください。
名前 | KEYRING HARD WALLET | Ledger Nano | Trezor | Cool Wallet | SafePal |
見た目 | |||||
価格 | ¥3,000 | ¥12,499〜 | 69ドル〜 | 99ドル〜 | 49.99ドル〜 |
通貨 | EVM互換全てのチェーン | リスト | リスト | リスト | リスト |
接続 | NFC(近距離無線通信) | USB-C / Bluetooth | USB-A / USB-C | Bluetooth | カメラ(QRコード) |
サイト | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 |
キーリングハードウォレット(KEYRING HARD WALLET)¥3,000
KEYRING HARD WALLETは、全く新しい形のハードウェアウォレットになります。
- スマホアプリなど別途ソフトウェア必要なし
- 充電必要なし
- USB接続必要なし
で誰でも簡単に利用できます。一般的な仮想通貨ウォレットと違い、面倒な設定は一切必要ありません。
近距離無線通信WEB NFCの技術を使いカードをスマホにかざすだけで、ウェブブラウザでトークンやNFTの送受信、そしてスワップやブリッジも可能です。
物理的なNTAG215 NFCカードに秘密鍵を暗号化し、秘密鍵はどこにも記録されず、ウォレットのインターフェースにも表示されないため、持ち主だけが秘密鍵にアクセスできます。
Android環境でのみ利用することができ、iPhoneなどiOSでは閲覧のみ可能です。イーサリアム、ポリゴン、バイナンス、アバランチを含むあらゆるEVM互換ネットワーク上のすべてのERC-20トークンとNFTをサポートしています。
価格は¥3,000と他と比べて圧倒的に安く良心的な値段設定となっています。また、新規購入者には¥100分のトークンが(MATIC、BNB、AVXから選択可能)プレゼントされます。現在は、NFTと実物を紐付けるマーケットプレイス「PhygitalX(フィジタルエックス)」にて販売開始されています。仮想通貨で購入でき、支払うトークンは自由に選択できます。
パソコンで操作したい場合は、スマホブラウザからファイルを作成して、パソコンに入れることによって可能です。パソコンでKEYRING HARD WALLETの操作画面を開き、作成したファイルを選択することで操作可能となります。このファイルをUSBに入れることで自作のUSBハードウェアウォレットとしても機能することが可能です。
ただし、AndroidのみでiPhoneでは利用できない点だけご注意ください。
レジャーナノ(Ledger Nano)¥12,499〜
Ledger Liveという専用のソフトウェアと連携し、DeFiやDappsに接続することも可能です。NFTや1000種以上のコインに対応しています。
USB-CやBluetoothで接続でき、以下の3つのバージョンがあります。
- Ledger Nano S Plus:¥12,499
- Ledger Nano X:¥23,999
- Ledger Stax:¥39,997
特に大きな違いは以下になります。
名前 | Nano S Plus | Nano X | Stax |
見た目 | |||
ワイヤレス充電 | × | × | ◯ |
タッチスクリーン | × | × | ◯ |
Bluetooth | × | ◯ | ◯ |
カスタマイズ可能なロック画面 | × | × | ◯ |
価格 | ¥12,499 | ¥23,999 | ¥39,997 |
トレザー(Trezor)69ドル〜
Trezor Suiteという専用のソフトウェアと連携し、コインを送受信したり、ポートフォリオを追跡したり、資産を取引したりできます。
Trezor Suiteは、Trezor Model Tの14通貨、Trezor Model Oneの12通貨、およびすべてのERC20トークンをサポートしています。他の通貨は、メタマスクなどのサードパーティのウォレットインターフェースを使用して管理する必要があります。
名前 | Model T | Model One |
見た目 | ||
ワイヤレス充電 | × | × |
接続 | USB-C | USB-A |
操作 | タッチパネル | 2つボタン |
価格 | 219ドル | 69ドル |
クールウォレット(Cool Wallet)99ドル〜
ただし、Bluetooth接続で充電が必要で、一般的な仕様のハードウォレットと言えるでしょう。様々な付属品、アートやロゴが配置されたバージョンがありますが、主に以下の2種類があります。Cool Wallet Appというアプリと連携して、ワンストップでDefiやDappsに接続することも可能です。
名前 | Cool Wallet Pro | Cool Wallet S |
見た目 | ||
通貨 | 12,000以上の通貨 20以上メインネットワーク POS |
10,000以上の通貨 12メインネットワーク |
価格 | 149ドル | 99ドル |
セーフパル(SafePal S1)49.99ドル
USBもしくはBluetooth接続が多いですが、セーフパルはカメラでQRコードを読み取り接続することができます。アプリSafePal Appとブラウザ拡張機能SafePal Extensionも開発しており、連携して利用することが可能です。
名前 | SafePal S1 | SafePal S1 Pro | SafePal X1 |
見た目 | |||
素材 | ABS+PVC | アルミニウム合金+強化ガラス | ABS+PVC |
バッテリー | 400mAh | 500mAh | 200mAh |
接続方法 | QRコードスキャン | QRコードスキャン | Bluetooth USB-C |
カメラ | ◯ | ◯ | × |
価格 | 49.99ドル | 89.99ドル | 69.99ドル |
まとめ
まとめると、ハードウェアウォレットは仮想通貨のセキュリティを強化するために必要なデバイスです。オンライン上でのハッキングや盗難から保護するために、秘密鍵をオフラインで安全に保存します。
おすすめのハードウェアウォレットとしては、以下の5つが挙げられます。
- キーリングハードウォレット(KEYRING HARD WALLET)
- レジャーナノ(Ledger Nano)
- トレザー(Trezor)
- クールウォレット(Cool Wallet)
- セーフパル(SafePal S1)
これらのウォレットは、それぞれ特徴や価格帯が異なりますので、自身のニーズや予算に合わせて選ぶことが重要です。
ハードウェアウォレットの導入には初期設定や使い方に関する予習が必要ですが、適切な対策を講じることで仮想通貨の資産を安全に保管することができます。
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