仮想通貨「Linea」とは? 購入方法やエアドロップ、Lineα Parkも解説
イーサリアム(Ethereum)の大型アップデート「Dencun」が完了し、レイヤー2のトランザクション手数料がさらに安くなり注目が集まっています。
その中でも、仮想通貨ウォレットで有名なメタマスクを開発するコンセンシス(Consensys)によるレイヤー2ネットワーク「Linea」は、トランザクション数を伸ばしており、注目されています。
この記事では、そんなLineaとはどんな仮想通貨なのか、購入方法やエアドロップなど解説します。
是非参考にしてください。
Lineaとは?
Lineaは、コンセンシス(Consensys)がゼロ知識証明とイーサリアムバーチャルマシンを用いたzkEVMのイーサリアムレイヤー2(L2)ブロックチェーンネットワークです。
ゼロ知識証明のパワーとイーサリアムバーチャルマシン(EVM)の完全な等価性を兼ね備えており、構築者はコードの変更やスマートコントラクトの書き換えに煩わされることなく、スケーラブルなDappsの作成や既存のDappsの移行が可能です。
Lineaを運営するコンセンシスは、ブラウザ拡張機能でNo.1の仮想通貨ウォレット「メタマスク(MetaMask)」を開発する企業です。
エアドロップがもらえる?Linea Parkについて
Lineaは、タスクをこなすことでLXPを貯めることができるLinea Parkと呼ばれるDappsを公開しています。次々とアップデートされ、タスクをこなしてLXPを貯めることで今後のトークンエアドロップが期待でき、注目を浴びています。ただし、タスクが面倒だという声も多いです。
Lineaの購入方法・買い方
Lineaネットワークの仮想通貨を購入するためには、違うブロックチェーンからブリッジする必要があります。Lineaネットワークにブリッジする以下の2つの方法を解説します。
- ウォレットアプリ「Keyring Pro」を使ったブリッジ
- メタマスクを使ってDEXでブリッジ
Keyring Proで購入
最短でLineaネットワークの仮想通貨を入手したい場合は、以下の2STEPで完了します。
STEP 1. Keyring Proに仮想通貨を移動・もしくは復元する
コインチェックなどのCEX(中央集権取引所)からKeyring Proに仮想通貨を送金する必要があります。
ウォレットアプリ「Keyring Pro」を利用すれば、スマホアプリ内で簡単にLineaネットワークの仮想通貨を入手することが可能です。iOS、Androidなどのスマホアプリで全ての資産を一括管理して、ウォレットアプリ内で全て完結することができます。Keyring Proのアカウントを作成して、そのアドレスに仮想通貨を送金しましょう。
ただし、ネットワーク(イーサリアム、バイナンスなど)が対応していること、送信元と同じネットワークであることを確認し、アドレスもしっかり確認して誤送信がないように注意しましょう。
すでにウォレットをお持ちの方は、プライベートキーで復元することも可能です。
STEP 2. ウォレットアプリ内でブリッジ(持っている仮想通貨から選択)
Keyring Proのウォレットを開いてポートフォリオの総額部分をタップして持っているコイン一覧を表示します。交換したいコインを選択し、少し薄い色になっている「アドレス / 量 / 純資産額」部分をタップして「交換」を選択します。
あとは、「数量」から交換する量、To部分からネットワークとトークンを選択して「交換を確認」を選択して完了です。
Keyring Pro内のスワップおよびブリッジ※は数多くのネットワークおよびトークンに対応しています。もし、トークンを検索しても出てこない場合は、そのトークンのコントラクトアドレスを入力して検索しましょう。
※スワップは、同じネットワーク間でトークンを交換することを指します。(例)イーサリアム上のトークンからイーサリアム上のトークンに交換 / ブリッジは、違うネットワーク間をまたいでトークンを交換することを指します。(例)イーサリアム上のトークンからLinea上のトークンに交換
メタマスクを使ってDEXでブリッジ
続いて、パソコンのブラウザ拡張機能であるメタマスクを利用したLineaネットワークの仮想通貨の買い方を解説します。メタマスクは、スマホアプリもありますが、Google Chromeなどのブラウザ拡張機能として利用されることが多いです。
STEP 1. メタマスクに仮想通貨を移動・もしくは復元する
コインチェックなどのCEX(中央集権取引所)からメタマスクに仮想通貨を送金する必要があります。
Chromeなどのブラウザでメタマスクのアカウントを作成し、そのアドレスにコインを送金しましょう。
ただし、ネットワーク(イーサリアム、バイナンスなど)が対応していること、送信元と同じネットワークであることを確認し、アドレスもしっかり確認して誤送信がないように注意しましょう。
すでにウォレットをお持ちの方は、プライベートキーで復元することも可能です。
STEP 2. DEX(分散型取引所)とメタマスクを接続
Lineaネットワークは、日本のCEX(中央集権取引所)では取り扱っていないため、DEX(分散型取引所)などを利用してCEXで手に入れた通貨を交換する必要があります。メタマスク内でもスワップやブリッジが可能ですが、手数料が高いためおすすめできません。DEXの一つであるKeyring Exchangeでは、数々のDEXから最安のルートを見つけスワップおよびブリッジすることができます。
仮想通貨ブリッジに関する詳しい記事は「仮想通貨ブリッジとは?おすすめサイト12選と使い方!チェーン間を一発交換・変換」をご覧ください。
ブリッジサイトは、すべて似たような仕様となっており、まずは、ウォレット(メタマスクやWallet Connect※)と接続します。
※Wallet Connectは、Keyring Proを含むスマホウォレットアプリなどとDEXなどを接続する際に利用できます。Wallet Connectに関する詳しい記事は「WalletConnect v2.0とは?使い方も解説!Metamaskを超えるWeb3.0と簡単に接続できる機能」をご覧ください。
STEP 3. DEX(分散型取引所)でスワップorブリッジ
持っているトークンと欲しいトークンをスワップもしくはブリッジします。
上部の欄から、スワップ元となる自分の持っているトークン及びネットワークを選択します。リストに表示されているものだけでなく、名前やコントラクトアドレスを検索して見つけることも可能です。下部の欄から、スワップ先となるほしいトークン及びネットワークを選択します。
あとは、「Confirm Transfer」を選択します。問題がなければ、続けて「Confirm Transfer」を選択して完了です。
まとめ
Lineaは、今後エアドロップが期待できるレイヤー2ネットワークです。メタマスクを開発するコンセンシスが運営しているネットワークですので信頼性も高いです。エアドロップも期待できますので、今のうちにチェックしておくことをおすすめします。
この記事が参考になれば幸いです。