メタマスク(Metamask)ブリッジのやり方や注意すべきデメリット!スマホでできる?
世界一普及している仮想通貨ウォレット「メタマスク(MetaMask)」は、仮想通貨の購入や売却、スワップ、ブリッジまであらゆる通貨をメタマスク内でいち早く手に入れることができるようにアップデートされてきました。
一見するととても便利そうに思えますが、そこには落とし穴もあります。
この記事では、そんなメタマスクを利用したブリッジについて詳しく解説します。メタマスク以外でブリッジする方法は、「仮想通貨ブリッジとは?おすすめサイト12選と使い方!チェーン間を一発交換・変換」の記事を参考にしてください。
※ブリッジとは?:仮想通貨におけるブリッジとは、あるネットワークから違うネットワークへと通貨を変換、交換、移動することを意味します。また、ネットワークをまたぐことをクロスチェーンとも言います。
メタマスク(MetaMask)とは?
メタマスクは、言わずと知れたイーサリアム系のNo.1仮想通貨ウォレットです。スマホアプリとして利用することも可能ですが、Chromeなどパソコンブラウザの拡張機能として利用されることが多いです。Chromeにメタマスクを拡張することでWeb3.0に対応した様々なサイト、Dappsを利用することができます。
イーサリアムやイーサリアムと互換性があるEVMネットワークに対応でき、有名な対応ネットワークとしてイーサリアム、バイナンス(BNB・BSC)、ポリゴン、アバランチなどが挙げられます。
メタマスクでブリッジするやり方・使い方
メタマスクでブリッジする方法は至って簡単です。メタマスクの初期設定など基本的な操作方法は省いて、以下のステップで完了します。
STEP 1. メタマスクを開いてブリッジを選択
まずは、メタマスクを開き、送金、スワップなど青い丸マークが並んでいることろの「ブリッジ(Bridge)」を選択します。
すると、METAMASK Portfolioが開きます。
STEP 2. ネットワークとトークンを選択
交換元と交換先のネットワークおよびトークンを選択します。
- From this network:交換元となる持っているトークンのネットワーク
- You send:交換元となる持っているトークン
- To this network:交換先となる欲しいトークンのネットワーク
- You receive:交換先となる欲しいトークン
STEP 3. レートを確認して承認(Confirm)
最後にレートを確認して承認します。メタマスクは以下のブリッジサイトがベストなレートを持ってきます。
- Hop
- Connext
- Celer cBridge
- Polygon PoS Bridge
- Squid (Axelar)
- Across.
Choose a different quoteを選択することで、他の候補であるブリッジサイトのレートも確認することができます。
ブリッジする前に知っておくべきデメリット・注意点
しかしながら、メタマスクでブリッジには気をつけるべき注意点やデメリットがあります。
スマホではブリッジできない
スマホアプリ版のメタマスクでは、現在ブリッジすることはできません。ブリッジしたい場合は、パソコンブラウザの拡張機能として利用する必要があります。
手数料が高すぎる
メタマスクのブリッジには、手数料が0.875%(+経由するブリッジサイト手数料)かかります。これは、他のブリッジサイトと比べてもかなり高い手数料になります。通常のブリッジサイトであれば0.1〜0.5%程度が一般的ですが、メタマスクはかなり高いのでおすすめできません。
メタマスク以外でブリッジする方法は、「仮想通貨ブリッジとは?おすすめサイト12選と使い方!チェーン間を一発交換・変換」の記事を参考にしてください。
まとめ
メタマスクのブリッジに関してまとめました。メタマスクで直接ブリッジできるのはかなり便利ですが、手数料は他と比べると破格に高いので注意が必要です。
また、現段階ではスマホアプリでブリッジすることはできませんのでご注意ください。
この記事が参考になれば幸いです。