- ウォレットのパスワードを忘れた…
- 入れなくなったウォレットからどうやったらお金を引き出せるの…
など、仮想通貨ウォレットにアクセスできなくなって困っている方はたくさんいます。
仮想通貨に使用されている技術ブロックチェーンは、分散型であり管理者に依存しないシステムですので、全て自己責任になります。
ただし、忘れたものがログインパスワードや認証コードだけで、パスフレーズ(リカバリーフレーズ)やプライベートキーを持っている場合は、復元することが可能ですので、ウォレットに再度アクセスできる場合があります。
この記事では、そんな仮想通貨ウォレットのパスワードを忘れた場合の対処法や、もっと簡単に管理できるウォレットについて解説します。是非参考にしてください。
仮想通貨ウォレットにおけるパスワードとは？
仮想通貨ウォレットにおいて、一般的に「パスワード」と言われるような文字列は以下のようなものがあります。重要度は異なりますが、当然ながらどれも外部に流出することのないよう大事に保管すべきパスワードです。
ログインパスワード
使用するウォレットによって異なりますが、ウォレットにアクセスする時に使用するログインパスワードを設定する場合があります。
もし、ログインパスワードを忘れた場合でも下記のパスフレーズ(リカバリーフレーズ)やプライベートキーさえあればウォレットを復元することが可能です。
SMS認証や認証アプリ
認証アプリやSMS認証を使ってパスワードを設定する場合があります。
SMS認証や認証アプリが流出することはあまりないと思いますが、SMS認証や認証アプリができなくなった場合でも下記のパスフレーズ(リカバリーフレーズ)やプライベートキーさえあればウォレットを復元することが可能です。
パスフレーズ(リカバリーフレーズ)
パスフレーズ(リカバリーフレーズ)は、ウォレットを復元することができる重要なパスワードです。パスフレーズは、必ず誰にも見せずに保管する必要があります。パスフレーズを使えば、誰でもウォレットを復元して操作できますので、流出すると資産が危険にさらされます。
プライベートキー
プライベートキーは、パスフレーズ同様にウォレットを復元することができる重要なパスワードです。これも必ず誰にも見せずに保管する必要があります。
パスワードを忘れた時の対処法は？
ログインパスワード、SMS認証や認証アプリを利用できなくなってもそれだけでは問題はなく、パスフレーズもしくはプライベートキーを使って新しいウォレットを復元することが可能です。しかし、パスフレーズおよびプライベートキーを忘れた場合は、ウォレットを復元することが不可能となります。ですので、ウォレットにアクセスできない状態になっている場合は、ほとんどの場合で二度とウォレットにアクセスできなくなってしまうでしょう。
【初心者におすすめ】メールアドレスで簡単に管理するウォレット
上記で解説したように、分散型であるが故にウォレットの管理は面倒かつ自己責任になります。
しかし、最近ではメールアドレスのみで仮想通貨ウォレットを利用できるメールウォレットも登場しています。
なるべく簡単にウォレットに作成・管理したい場合におすすめなウォレットです。以下から作成できます。
まとめ
仮想通貨ウォレットのパスワードを忘れてしまった場合、その技術的な性質上、自己責任での管理が求められます。しかし、パスフレーズ(リカバリーフレーズ)やプライベートキーが手元にあれば、ウォレットを復元することが可能です。これらの情報は非常に重要であり、第三者に知られないように厳重に保管する必要があります。
最近では、メールアドレスだけで簡単に管理できるウォレットも登場しており、より手軽に仮想通貨を利用できるようになっています。ウォレット管理に不安がある初心者の方には、このようなメールウォレットが特におすすめです。
仮想通貨の安全な管理方法を理解し、自身の資産をしっかりと守りましょう。
